Photo HATRIX Gallery Gallery 2009

091220 寺尾海岸の雪

今回久しぶりに70cmの大雪が降り、気象庁の話では20年ぶりの積雪になった模様だ。20年前には東京で生活していたので分からなかったが、もうすぐ8年経つなかではもっとも多かった。しかし現在、地球温暖化が進んでいると呼ばれているが、猛暑がなかった夏と、冬の大雪の軌跡を考えると、どうもすっきりしない。おそらく1年の平均値をもとに計算し温暖化と位置づけるにしても、温度の上限下限が乱高下しながら推移しているのは非常に気分がすぐれない。今日は厚着して長靴をはいて海岸に出向き写真を撮った。波状攻撃する波にサーファーが挑んでいたが、帰り道には晴れ間が訪れ、すれ違う若い女史は薄手のジャンパーを羽織っていそいそ小走りしていなくなった。人により寒さの尺度もさまざまだと納得した。

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091210 与板 河政刃物

与板打刃物の職人・河野兄弟の工場におじゃまし、鍛冶屋の作業を少しだけ撮影した。もともと鍛冶屋の仕事では、社員を雇うようなことはせず、ひとりか兄弟でこなすのが常識。量をこなすよりも、もっとも使いやすい刃物を完璧に作るのが努めだそうだ。兄の稔さんは丹念に鍛造(たんぞう)と成形を担い、弟の正さんが緻密な研磨で仕上げていく。現在、鍛冶屋兄弟がいろいろ話してくれたことをエッセイに書こうとしている。大先輩の仕事や暮らし方を知ることにより、自分探しの手本として大切にしようと思う。

※ 091210 与板 河政刃物

※ 091210 与板 河政刃物動画

※ 090919 与板十五夜まつり

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091119 秋葉区 中野邸

新潟の油田王・中野邸では毎年紅葉を見ながら散策できる。今日はあいにく雨模様になってしまい、薄暗い山見をとぼとぼ歩いたせいか、今年の"異常気象"を反映した模様がなんとなくわかった気がする。今までの紅葉は、すべて100%満開し一気に散るのが落葉樹の筋なのだか、今年はそれぞれの樹木がばらばらに紅葉し、そそくさと散っていく様を垣間見てしまった。ここのところ、今日と昨日の気温が下手すると10℃近く乱高下し、晩夏と冬が交互に訪れているような異常な気配を感じる。さまつだが、稲の成長が芳しくなかったことにより、毎年楽しみにしていたある新酒の味が、まろやかさを消す渋みが目立っていた・・・"異常気象"によって変化は重大だとつくづく思い知った。

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091107 弥彦

新潟県ではここ10年、市が村を合併し続けてきたので、村自体もう4つしか残っていない。そのなかでも霊峰弥彦山がそびえ立つ西蒲原郡弥彦村では、村としてまだまだ健在だ。越後一の宮「彌彦神社」には民衆が行き交う宿場町だったことを辿ると、うなづけるような気がする。肥大な越後平野での農業はもちろん、門前町を散策する観光客や毎週集う競輪ファンなどのメッカとなっている。市と合併する必要がないと考えても納得できる。まだ残っている村々が存続できるわけをもっと知りたいと思う。

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091012 寺尾海岸

新潟県ではここ10年、市が村を合併し続けてきたので、村自体もう4つしか残っていない。そのなかでも霊峰弥彦山がそびえ立つ西蒲原郡弥彦村では、村としてまだまだ健在だ。越後一の宮「彌彦神社」には民衆が行き交う宿場町だったことを辿ると、うなづけるような気がする。肥大な越後平野での農業はもちろん、門前町を散策する観光客や毎週集う競輪ファンなどのメッカとなっている。市と合併する必要がないと考えても納得できる。まだ残っている村々が存続できるわけをもっと知りたいと思う。

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091011 燕

燕は江戸時代から和釘やキセルなどの金属製品を作っていたが、昭和30年代から輸出用の洋食器製造がブームになり、職人のまちとして繁栄してきた。世界的なシェアを誇る工業都市として誇れるまちだ。そして夜遅くまで仕事する職人のために、塩っぱめで腹持ちになる麺が開発され、現在の燕ラーメンに至った。私が食べた麺は、今まで食べたことがない食感で、うどんか冷麺のようなものだった。今度、燕ラーメンを再度食べに行き、本物の味をチャレンジしてみよう。

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091003 白根

稲が刈り取られた田んぼの姿は、太陽と戯れる雲の動きを反影するように、ゆっくりと終息した残像のような穏やかさを感じる。夕方、雲の狭間を散歩するように、心のなかに暖かい記憶が蘇った気がする。


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090926 鳥屋野潟

この日、国体開会式が模様されたビックスワンでは、天皇皇后両陛下の警備がすごかった。開会式を見学できると思ていたが、スタジアム自体を仮塀と数多の警察官でガードしていた。仕様がないので久しぶりに鳥屋野潟を散策した。新潟には潟湖=ラグーンが点在しているが、どこにいっても風景が濃縮されるような気分になる。淀んだ潟にたまっている無数の記憶が、雲と風の具合により水面に映し出されるようで、シャッターを切る瞬間ではデジャヴを感じてしまう。

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090924 平成21年水田定点観測 終了

今年は5月10日から9月24日まで一週間に1回水田を定点観測した。合計139日、5ヶ月弱の定点観測は21回の記録が記されている。ここではダイジェストのスライドショーを掲載するのでご覧あれ。今年の定点観測では、夏のときにはじめじめするだけで、太陽がぎんぎんに沸騰するような暑い日がまったくなかった。主食=光線がかなり足りなかったようで、背丈が低く、稲穂も痩せたように感じた。しかし、テレビニュースでは稲穂の発育はいつもと同じと報道されていたので、コシヒカリブランドは例年通り健在だと思う。近くにあるJA全農に出向き、今年の状況などを聞いてみよう。


※ 平成21年水田定点観測スライドショー

※ 平成20年水田定点観測スライドショー

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090926 与板十五夜まつり

与板のまつりは秋風と共にやってきた。町民がこぞって参加し、一年のなかでも最も熱がはいる3日間だ。お祭り広場の与板打刃物コーナーでは子供が体験できるようにし、夕暮れから中学生数百人が松明走行(30分)に挑戦、さらに登り屋台では若い衆を旗頭として立てていた。おそらく伝統的なまちを大切にするように教育していると思った。私の感想では、長岡とは違う与板の生粋の魂があるようで、おおらかであったかい心も感じた。職人にお願いし取材できるようになったので、晩秋にでも出向いてインタビューしてみようと思っている。


※ 与板十五夜まつり-1

※ 与板十五夜まつり-2

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090917 新川 朱鷺

昨日の観客数が倍近くなり、150名以上が橋に居座り"かづみ"ちゃんが今かと待ちわびていた。そして"かづみ"ちゃんは日没近くに現れた。橋で円を描く軌道に乗って滑空と上昇を繰り返しはじめ、昨日よりも何度も何度も続けた。"かづみ"ちゃんは観客の多さを見て躊躇しているのか、または久しぶりに夕日が赤くなる様を見ているのか。どちらにしても私は今回で観客を辞退することに決めた。この都会で定住するは難しいと考えていたが、つかの間の時間でもそっとしておいた方が良かったと気がついたからだ。

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090916 新川 朱鷺

放鳥された朱鷺が内野新川に飛来した。生まれた佐渡島を眺める高台を選び、数日滞在している。人間に飼育されたせいなのか、観客がいっぱいいても気にせず、のほほんとした雰囲気を醸し出している。内野の住民は13号雌を"かづみ"ちゃんと呼んでいるそうで、楽しい家族のように和んでいる。日本海夕日ラインが途絶えている新川に橋を架ける工事が進んでいるが、そんな都会に住む"かづみ"ちゃんはこの後どうするのか少し気になる。

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090909 街並み

日付"090909"は単純に"0"と"9"がぞろめく面白さがある。そんな日には、いつも通っている街を久しぶりに撮った。高校時代の通学道から信濃川に向かい、太陽を真っ正面に受け撮りながら歩く。白山公園の蓮、旧会議場のシャンデリア、朱鷺メッセの展望台・・・秋に近づく気配を感じる。そして来年のぞろめく日付"101010"では、クラッシックピアノ&フォトグラフィーの3回目を催す予定。久しぶりにコラボレートすることを楽しみにしている。

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090906 長岡 与板

大河ドラマ「天地人」に出ている与板は、上杉家の家臣が住んでいた地区とのこと。現在、長岡市内の天地人ゆかりの地を結ぶ「てんこもり号」というバスが走っていて、何と500円で一日何度でも乗れる優れものを発見した。丘陵地に位置する与板は、まさに昔からの営みを感じるところ。そして400年前から越後与板打刃物(うちはもの)を作っている伝統的な職人たちがいると知った。しかし今日は日曜日なので、金属の精錬や加工に使用する「ふいご」は休んでいる・・・観光客のように一喜一憂。いつか取材として出向くことに決めた。


※ 長岡 与板-1

※ 長岡 与板-2

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090902 新発田

新潟駅から城下町新発田まで30分でついてしまうことを始めて知った。そして新発田城は日本100名城に選ばれていることも知った。自衛隊駐屯所と隣接する城と新発田氏別館、寺町を見物したが、一番気に入ったものは、階段や石畳などのオブジェだった。重そうな茶色の土とともに職人の魂を感じた。城下町は両親の故郷村上と同じように閉鎖的かと思っていたが、歩く人や店の店員を見ると、おおらかな性格を持っていることがわかった。今度、市役所から頂いた散策マップを持って再度出向こうと思う。


※ 新発田-1

※ 新発田-2

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090830 佐潟まつり

市報のまつりカレンダーで佐潟まつりがでていた。自転車で家から40分ぐらいで行けるので、季節ごとに佐潟にでかけて写真を撮っている。そして去年からは灯籠流しが始まったとのこと、今回は興味を抱き出向いたわけだった。ローカルなまつりの方が雰囲気があり、それなりにきて良かったと思った。しかし灯籠流しでは、風が吹いていた関係上、ロウソクが消えてしまって灯籠の半分以上が点いていなかった。潟湖の機嫌はとても難しいことを学んだ。

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090825 水原 瓢湖

市報のまつりカレンダーで佐潟まつりがでていた。自転車で家から40分ぐらいで行けるので、季節ごとに佐潟にでかけて写真を撮っている。そして去年からは灯籠流しが始まったとのこと、今回は興味を抱き出向いたわけだった。ローカルなまつりの方が雰囲気があり、それなりにきて良かったと思った。しかし灯籠流しでは、風が吹いていた関係上、ロウソクが消えてしまって灯籠の半分以上が点いていなかった。潟湖の機嫌はとても難しいことを学んだ。

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090824 白根

ようやく爽やかな季節になり、どこに行くか決めないで自転車のおもむくままに走っていた。信濃川から中ノ口川、そして新幹線づたいに走るのは、これはサイクリングだったんだ、とはじめて発見した。免許がない人間にとっては、自転車は乗り物の感覚だと勝手に理解していたのだから。凧合戦でお世話になったことなど、私にとってもろもろな白根まで走破、合計50km以上の道のりでは少しだけど楽しさを満喫できた。

※ 今年の白根大凧合戦

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090816 沼垂まつり

沼垂の地名はわかっていたが、どんなまちなのかは知らなかった。今年になり沼垂を探索しはじめ、まちの生活がディープだと直感的にわかった。昔から盛んだったミソや醤油、酒の仕込みを大切に扱っていたことが、生活の色彩も含め、深いものを感じさせる。ロウソクを灯す灯籠が激しくぶつかり合う勇猛な祭り、別名けんか祭りと呼ばれるのはすごい。東京の浅草や月島の祭りのようにディープになる夏とにている。

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090809 新潟大花火大会

今日は夕方まで小雨まじりで、花火大会に行くかどうか思案していた。しかし両親はテレビで見るしかない状態なので、私が写真を撮って見せるのがベストと判断。7時少し前に到着し、撮影の準備をやりはじめたときに気がついた・・・桟敷以外の通路では写真禁止らしい。毎年写真マニアがつるんできていたのに、ほとんどこなかったのは、雨の確率か写真禁止かどちらだったのかはわからない。大会の外に出て、遠巻きな見物人のように写真を撮った。しかしこの見物は、それなりに気楽な雰囲気で時間が過ぎていった。


※ 去年の記憶 080810参照

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090804 鳥屋野潟

今年はじめてか、水遊びをしている子供たちは、夏の笑顔ではしゃいでいて、夏休みの定番がようやく訪れたことを確認した。そして雲と太陽が交差する瞬間、陰影のなかに凝縮された心を映し出す鏡のように見えた。

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090803 佐潟

今年はしっくりこない夏になっていて、蒸し風呂のように湿度が高く、曇りが続いていた。そして今日久しぶりに晴になり、清々しい天候になった。佐潟の広大な畑で煙草の葉っぱを摘んでいる風景を見ると、一箱300円がいくつ作れるのかを考えてしまった。

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090621 鯉さよなら

40年前から羽鳥家では30匹以上の鯉を育てていた。数年前にメス20匹を魚沼の養魚を営む鯉屋さんに引き取ってもらったが、ここ数日地下水が枯渇したりポンプが壊れてしまったので、最後のオス5匹も引き取ってもらった。父は鯉を子供のように育てたわけで、つまり私が兄で鯉が弟だったと考えると、さみしい感じではある・・・鯉さよなら、とつぶやいた。でも弟たちは大きい鯉屋さんの池で暮らせるのだから、それはそれ良かったと考えよう。

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090606 白根 大凧合戦

土手で若手が走りながら綱を引く迫力。そして凧が上がった後に迷走する綱に当たる怖さがあり、スリリングな緊張感がある。



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090529 四ツ郷屋 海水浴場

夕日ラインに点在する海水浴場では、海と空と砂の関係が少しだけ夏色に変わった。それは後1ヶ月の予告編のように映った。



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090510 亀貝から佐潟

一週間に一回定点観測している田んぼで白サギに会った。白鳥よりも数段優雅な動きを見せていた。もちろん潟に出向くと、必ずのんきなカモはひなたぼっこしている。鳥の世界を垣間みると興味がつきない。

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090508 羽鳥家のツツジ

荒れ果てた実家の庭には毎年健気なツツジが咲いている。桃、桜、ツツジ、バラなど、春を飾る季節はまだ健在している。芝生だった庭には無数の植物が根を張り、簡単には抜けない状況。いつかきれいに掃除し、花を愛でる庭にしてみようと夢想する。

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090430 寺尾海岸

砂丘の模様を見ると、砂が行きたい場所を探しながら、ゆっくりと移動しているように思える。もの言わず語る砂が生き物のように映り、深海からやってきた奥深さを妄想する。人間は微々たる生き物だと感じる。

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090429/0507 信濃川

川にはさまざまな心象風景を読みとることができ、さざ波を見るとやはり鏡のように自分の心が透けて見える。そして太陽光線が乱反射した後、もやもやした気分が解消された感じで、すっきりすることもしばしば。

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090415 りゅーとぴあ

新潟市民芸術文化会館の屋上庭園から桜を眺めると、年によって花びらの彩色温度が良くわかる。今年はピンクがかった旺盛さを感じ。人生にとって、桜の彩色が反影するのなら、もしかすると今までとは違う何かが起こるような気がする。

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090413 鳥屋野潟

今年の桜は去年よりも10日から2週間も早かった。潟の周りにすみずみまで広がっている光景はすがすがしい。人によって水面に映る心模様はさまざまだと思うが、花見のときには心が連帯する心地よさが生まれる。

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090318 胎内市黒川 乙宝寺

龍や狛犬を観察すると、魔よけの力があることを納得できた。こわい感じと愛嬌さを同時に享受できるすぐれもの。この乙宝寺は国指定市文化財に指定されており、訪問する人々にとって恰好な見物になるだろう。

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090126 寺尾海岸

新潟ではパウダースノーを見たのは久しぶりで、さらっとした手触りがうれしい。凪ぎになった海岸では、重い冬の心が少しだけ華やいだ気分になり、透明な心に太陽光線が届くような気がした。


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090125 白根

しばれる田んぼは春を待ちながらじっと冬眠しているように見える。海から上陸して吹く北風は冷凍庫のファンように思える。薄氷がはった風景だが、冷凍から冷蔵に移行する季節なのか、田んぼが少しだけ目覚めたような気がした。


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090116 寺尾海岸

うっそうと繁る松林の中にも雪が積っていた。したたかな松は動じず、風を波乱でのんきな口笛のように聞こえた。松の寿命は平均90年以上と聞いているが、防砂林の苗を植えたのが30年位だろうか、今血気盛んな時期かもしれない。


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090114 寺尾海岸

写真が撮れる雪が久しぶりに到来した。暖冬だからといっても、冬は冬、今年はどかっと降る潔さを見せて欲しい。しかし小学生のときを思い出すと、毎年冬では長靴を履いて簡易スキーを楽しんだことを思い出した。雪国と呼ばれたときもあったと確認した・・・。


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090101 白山神社 元日

ここ数年不景気とはもちろん違うが、神社のお炊き上げの火柱がどうも物足りない感じだった。これは今年の運を鑑みると、とても厳しい気配を感じさせた。しかし、景気とは無縁の人たちは気楽かもしれない。

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090101 平成21年カレンダー

Photo-hatrixでは撮りためた写真をセレクトし、毎年葉書サイズのカレンダーを作成している。去年は、与板鍛冶屋を取材し始めたり、祭りの楽しさを味わったり、朱鷺が飛来した瞬間を見たり・・・今まで知らなかったことを学ぶことができた。今年は去年よりも、もっともっとすばらしい心象風景を記録したいと思っている。


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